八事の端整な住宅街に突如として現れる、
隠れ家のようなギャラリー&ショップ
"La maison des Légumes (ラ・メゾン・デ・レギューム)" さん。
http://www.lamaisondeslegumes.com/
今年もここで木工作家の市川岳人さんとsheepの2人展を開催します。
今年で3年目になりますが、今年はかなり気合が入っています。
市川岳人:http://takehitoichikawa.com/
sheepの通常アイテムも並びますが、
今回の一番の目玉はなんといってもこの旋盤で削り出したソイキャンドルです。
△個人的に大好きなイームズのウェルナットスツールから着想したタイプも。
市川岳人さんとは出会って約4年くらいになりますが、そこからずっと色々な企画や展示を一緒におこなって来ましたが、
sheepらしさ(素材)と市川さんらしさ(技術)をもっと本当の意味で掛け合わすことはできないかという、
これまでずっと考えていた長年の課題の答えが出たような、そんな作品になっています。
一点一点全てが異なる形状ですので、ぜひお好みの作品を探して見てください。
また、今回はそれだけではなく、
陶芸家の宮木英至さんとも共作しています。
宮木英至:http://eijimiyaki.jp/
鋳込み成型を得意とする宮木さんの精巧な器に対し、市川さんが削り出した黒檀の蓋。
そして、中には高純度の精油を調合し練りこんだソイワックス 。
3つの素材を使用し、黒から白へのグラデーションを表現した新しい作品です。
蓋付きなので埃も付きにくく、また器の内側は艶のある釉薬を塗布していますので
汚れも付きにくく繰りかえりワックスを注いで繰り返しキャンドルとして使用できます。
機能性と美しさを掛け合わせた、これもまたとても大満足の作品ができました。
今回は市川さんの作品も特別です。
通常行う工程である、丁寧な研磨やオイル塗布も最小限に留め、
木材の表情を最大限に生かした燭台などが並びます。
オイルを塗布していないので汚れやすいと感じるかもしれませんが、
自分たちは、ロウが垂れた油染みがたくさんある姿が美しいという解釈です。
燭台もキャンドルもあくまで灯りのための道具なので、
使う人によって姿形が変化していくことが望ましいからです。
7日間と会期は短いですが、ぜひこの機会にお立ち寄りください。
「Light and Wood」 展
2018年9月23日(日)〜29日(土)
open:11:30〜18:00
ラ・メゾン・デ・レギューム
468-0068 名古屋市天白区表台154番地 -map-
T & F 052-832-3738
OPEN 11:30−18:00
close Sunday & Monday&Tuesday